昨日見た花の名前をぼくはまだ知らない

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病院からの帰り道、途中でバスに乗り間違えたことに気づき慌てて下車。

そこから1時間ほどかけて歩いて帰ることに。。

天気もよかったのでぶらぶら歩いているとそこには、普段気づくことのなかったのどかな田舎の風景が一面に広がっていた。

穏やかな風、川のせせらぎ、花の匂い、遠くの家で布団をパンパンたたく音。

とっても懐かしい感覚が蘇る。

なんだか楽しくなってきたので、川沿いを少し歩いてみることにした。

土手の写真

名前も知らない野花のこと

歩き出しすぐ目についたのは、畑一面に広がる草原のような風景。

持ち主がもう耕作をやめてしまったのか、それともシーズン外なだけなのかはわからないけれど、たくさんの草花が風に吹かれて揺れていた。

「共に生きよう。」

なぜかわからないが、ぼくはアシタカを思い出していた。

突如始まった帰れま10ゲーム

ふと足元に目を向けると、黄色いタンポポが大きな花を咲かせていることに気づく。

さらにすぐそばには、また違った小さな花が咲いている。

またすぐそばにも・・・

「一体どれだけの種類の花が咲いてるんだろう?」

それがわかったところで、1ミリも役に立たないような知的好奇心がふつふつと湧いてくる。

“ここに咲いている野花の種類をコンプリートするまで帰れないゲーム”

Xperia Z3をポケットから取り出し、手当たり次第シャッターを切りまくる。

時折そばを通りすぎる車のドライバーからの視線も気にせず、ひたすら取りまくった。

黄色タンポポカラスノエンドウDSC_0204DSC_0200 DSC_0202DSC_0203DSC_0199DSC_0201DSC_0208

必死で撮り歩いているうちに、いつしか畑ゾーンを抜け、見慣れた住宅街に差し掛かった。

するとどうだろう。

いろんな家の前に置かれた鉢植えの花たちが、自分も撮ってほしいと言わんばかりにこちらを見ているではないか。

ぼくはポケットにしまいかけていたスマホを握り直し、ふたたびシャッターを押し始めた。

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途中で通りがかった地元のパン屋さんの前にも、たくさんの花が咲いていた。

焼きたてパンのいい匂いがする。

「そういえば、まだお昼食べてなかったなぁ。」

店先のウッドデッキに腰を下ろし、暖かいコーヒーをすすりつつ、さっきまで撮ってきた写真を振り返る。

春の風が優しく吹き抜ける午後。

ぼくはなぜかまた、アシタカを思い出していた。

おわり

 

おわりに

全身が痒くなるような、きもいポエムを最後まで読んでくれてありがとうございます!

最近はブログに対するモチベーションもあまり上がらず、モヤモヤする日々が続いていました。

京都への帰省で大きな目標を達成し、満たされてしまったことも関係あるかもしれません。

「検索する人に役立つ記事を!」

クライアントさんにそうアドバイスするたびに、自分がブログを書くという行為がどんどん億劫になっていきました。

人間やらなきゃいけないと思うことほどやりたくなくなるわけで、このままではいかん!と。

そんな折、のんびり散歩しているうちに、ふつふつとブログを書きたいという気持ちが湧いてきました。

ブログで何を書くかはとても大切なことだけど、もっと重要なことは書き続けること

頭ではわかっていても、それは時にものすごく難しいことのように感じるものです。

いつものテンションでは手が動かなくなってしまったので、“作家になった気分で書いてみた”というのが今回の記事の目的でした。

ここまで書いて思ったことは、

やっぱりブログを書くって楽しい!

ほんこれ。

書きながら「これ読んだ人はどう思うかな?」、「どうやったら読みやすくなるかな?」、と考えるのはとてもワクワクします。

これからも役に立つ記事をかけるように精進します!

 

では

 

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