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引用:http://stage.lezhin.jp/episodes/gankanjya/1/banner
注意書き
この漫画を読むと、
「がんです。」(医者)
とにかく心がなんとも言えないほど締め付けられて苦しくなります。
「実はね、ウソですよ。親孝行しなさい。」(医者)
って、言ってくれたらいいのに。
嘘でも冗談でもなかった。
「ありがとうございます。」(患者)
何がありがたいんだか。
別に奇跡なんて起こらない。
それなのに、なぜだかちょっとだけ優しくなれたり、当たり前だった人生が涙が出るほど愛おしくなります。
ちょっとだけ、ちょっとだけ、ねぇ?
き・せき。
引用:https://youtu.be/dflaJupEGRg
どうも、がんサバ(イバー)ブロガーのひろまさ(@hiromasa79)です。
今日紹介するのは、「ガンカンジャ」というウェブコミック
この漫画、口コミで人気が広がり累計1200万回以上読まれたほどの人気なんですが、「がん患者」というちょっと変わったテーマの作品なんです。
ざっくり記事を読むための見出し
ガンカンジャ(GANKANJA)について
レジンコミックスで連載されていたWEBコミック。
作者:フツー(韓国出身、ソウル在住)
内容:ある日突然がん宣告をされた主人公(26歳男性)の目を通して、がん患者の日常生活の様子や治療中の精神世界が描かれている。独特のタッチの絵とセリフの言い回しが特徴的。
全109話(完結)配信済み。
現在、1〜34話・87〜109話が無料で読めます。
がん患者の家族や、がんの見舞いに行く人こそ読んでほしい!
ぼくが「ガンカンジャ」のことを知ったきっかけは、同じ闘病中のフォロワーさんの紹介からでした。
2015年の秋ごろだったか、白血病の治療で心も体も追い詰められてた時期にこの漫画に出会い、めちゃくちゃ励まされました。
物語では、主人公に奇跡が起きて元気になる!みたいな奇跡は起こりません。
その代わり、日々状況が後退していく中で「患者が何を思って生きているのか?」を知り、そして「周りで支える人間はどうすればいいのか?」についての気づきをたくさん得ることができます。
「〇〇日間、がんとの壮絶な闘病の記録」みたいな重たいのが苦手な人でも、この漫画ならサラッと読めるはず。
物語が完結してからは、単行本も出版されているようです。
作者のインタビュー記事を読んでみたところ、共感できる発言がいくつもいくつもありました。
患者を納得させようとしたり、自分は患者を理解できるという考えは控えた方がいいと思います。だけど、たゆまずそばで見守り、支えながら理解しようと努力することは必要だと思います。どれだけ親しい関係でもガン患者は「お前はガンに患わってないから私を理解できないんだ。私は寂しい」と思ってるので、「あなたを理解します」という態度より「それでも私はあなたから離れません」という気持ちを伝えることが大事だと思います。なんにせよ患者はこれから一人で長く寂しい旅に出るのですからね。
こういう本はぜひ、手元に置いて何度もなんども読み返したいですね!
では
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