この記事は:約2分で読めます。
ども、hiromasa79です
このたび、9月28日にポナチニブの国内承認が正式に発表されました
いやぁ、知らなかった…
実は今朝、家族からのラインで初めて知りました あんだけ色々言っときながら情けないはなしですけど、もう1ヶ月以上前の出来事でしたね
慌てていろんなサイト検索して、その勢いで今書いてます
日経BPによると、
大塚製薬は、9月28日、既存のBCR-ABLチロシンキナーゼ阻害薬に抵抗性又は不耐容の慢性骨髄性白血病と再発または難治性のフィラデルフィア染色体陽性急性リンパ性白血病を対象に、ポナチニブの国内における製造販売承認を取得したと発表した。
ポナチニブは、T315I変異を含む様々な変異を起こしたBCR-ABLキナーゼを幅広く阻害できる経口製剤。既存のBCR-ABLキナーゼ阻害薬ではT315I変異を有する場合には効果がなかったため、承認が待たれていた。
大塚製薬は、治療の選択肢が限られている患者に倫理的観点から、本日より薬価基準収載までの期間、無償提供を行う。これはポナチニブの国内フェーズ1/2試験実施施設のうち、薬剤提供の受け入れ可能な一部の施設で行われる。
と書かれています
えっ、無償提供?
たしか前に調べた時は、
承認後、原則60日以内に薬価収載
年4回・・・(2月、5月、8月、11月)
薬価収載後、メーカーは3ヶ月以内に製造流通
の流れだったので、今回のケースだと来年の2月の薬価収載でその3ヶ月後に市場流通の計算になります
ということは、2017年5月から保険適用で使用可能ということになるのかな
逆に言うと、それまでの8ヶ月の間はまだ使えないよってことだから
本当に必要な人がすぐ使えるように、大塚製薬が無償でポナチニブを提供してくれるということなんですね
素晴らしい!
たぶん今、ポナチニブを必要としている人は標準的な治療ではどうにもならず厳しい状況の人ばかりだと思います
ぼくは、フィラデルフィア陽性急性リンパ性白血病で、この薬のおかげで奇跡的に命を救われました
これからも、この薬によって救われる命がたくさんあると信じています
白血病患者の未来が少しでも明るいものになりますように
ではでは
コメントを残す