免疫グロブリン療法の効果がわかるのは1~2ヶ月後!?

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ひろまさ(@hiromasa79)です。カバーの画像は最近お気に入りのマイカー。

今日は、免疫グロブリン療法その後の経過や血液の状態についてって感じです。よろしくお願いします。

免疫グロブリン大量点滴静注療法で下半身の痺れは解消できるのか?5日間の戦いの始まり

2016.03.08

その後

副作用は顆粒球減少症

免疫グロブリンの静注は3/7-11の5日間。投与中の副作用は何も起こらなかったけど、しばらくして急に白血球が減少し始めました。特に好中球/顆粒球(NEUTSE)ががっつりとやられました。

好中球とは、

好中球は細菌などの異物を処理し、生体を外敵から防ぐ働きをしています。顆粒球の大部分は好中球です。好中球には異物の方に向かって進む遊走能と、異物を取込んで処理する貪食能があります。取込まれた異物は顆粒中に含まれ酵素や活性酸素により消化、殺菌されます。

要は、免疫力が落ちたのでウイルスや細菌などに感染しやすくなってしまったということですね。調べると、治療後の副作用として「顆粒球減少症」と書いてありました。

通常1ヵ月程で解消するみたいだけど、余りにも減りすぎたので急遽この夜に白血球を増やす注射(G-CSF製剤/グラン)をうってもらいました。

おかげで今は白血球は少ないものの、好中球は少し回復してきてる状況。

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筋電図検査

では実際、どの程度痺れが進行しているのか?

手首や足首・膝などに電極を装着、強い電流を流して筋肉収縮の反応を数値化することで、末梢神経障害の程度が評価できるとのこと。

針みたいな金属の棒を押し付けたところから電気ショックが来るんですけど、これがまた結構痛いんですよ!平均値を採取してるのか?同じ箇所に16回も電気ショックが来るんで悶絶必死でしたね。。

今月初旬に行った1度目の検査時では、およそ正常時の80%程度で軽度の神経障害との評価でしたが、3/18に行った2回目の検査では、50%の評価まで下がってしまいました。この間に、歩行器なしじゃ歩けなくなったから当然と言えば当然の結果。

もどかしいけど…

治療も終わって9日が経過、今のところ身体に変化は何も感じられない。他の症例だと、1週間~1ヶ月で症状の改善が見られることが多い様子。身体に入れたIgGって抗体は2ヶ月近く効果があるみたいだし、元々即効性のある治療じゃないとの説明もあった。ここは我慢のしどころ、とにかく症状の進行が止まったことだけでも良しとしようじゃないかと自分を納得させる毎日です。

 

それより、白血球が安定しないのが原因で週末の外泊許可がキャンセルになったことが悲しい。。

 今日の血液

今日は血液検査の数値を書いてみようかと思います。身体の状態によって注目する数値は人それぞれですが、基本的な項目のところを書き出してます。

血球 3/20   基準 単位
WBC(白血球数) 2.24   3.3-8.6 ×10³/μL
RBC赤血球数) 3.27   4.3-5.5 ×10⁶/μL
Hb(ヘモグロビン量) 11.6   14-17 g/dL
Hct(ヘマトクリット値) 34.8   40-40 %
PLT(血小板数) 48   15-35 ×10³/μL
RETIC(網状赤血球数)     2-18
NEUT(好中球)     40-70 %
LYMP(リンパ球)     18-53 %
MONO(単球)     2-12 %
EOS(好酸球     1-4 %
BASO(好塩基球)     0-1 %
BLAST(S)     +/-
腎臓        
BUN(尿素窒素) 14   8-20 mg/dL
CRE(クレアチニン 0.69   0.6-1.0 mg/dL
肝臓        
ビリルビン 0.4   0.4-1.5 mg/dL
AST 24   13-30 U/L
ALT 54   10-42 U/L
LDH 224   120-220 U/L
ALP 307   100-320 U/L
γ-GTP     13-64 U/L
AMY(アミラーゼ) 45   45-130 U/L
筋肉        
CK(クレアチンキンーゼ) 16   60-250 U/L
血糖値        
GLU(血糖) 126   70-110 mg/dL
炎症反応        
C反応性蛋白(CRP 0.13   0.14以下 mg/dL
電解質        
Na(ナトリウム) 140   138-145 mmol/L
K(クロール) 105   101-108 mmol/L
Ca(カルシウム) 8.4   8.8-10.1 mmol/L
         

どうですか?検査結果の紙をもらって見てもアルファベットと専門用語ばかりで、先生の解説なしじゃ読めない人って結構多いんじゃないかとおもいます。大体こんな病気にでもならないと、血液のこと勉強する機会なんてそうそうないですしね。

なので、血液の病気で一般的な項目は太字でマーキングしてます。

白血病の治療では抗がん剤を使ったり骨髄移植をするので、臓器への負担が大きくなります。また、抗がん剤や免疫抑制剤としてステロイドを使用するので、血糖にも注意が必要です。このあたりも血液を見ると今の状態が見えてきます。

細かいことを言い出すときりがないので、この辺は又まとめて別記事にしようと思ってます。散々既出なので、需要があるか疑問ですが・・・自分の備忘録としてです。

ではでは

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